もじゃらのメモ

竹頭木屑

DQMSLの奇行から学ぶ心理学① パテパク起源主張

こんばんわ、もじゃらです。

DQMSLのツイッターには、おやおやと思えるような人がいっぱいいますよね

そんな人たちに寄り添って、その行動を考察してみたいと思います。

 

1回目なので軽めのものからいってみたいと思います!今回は…

 

パテパク起源主張マン!

 

パーティを考案した人に許可を取らず、我が物顔で公開する人はいっぱいいますよね。物議の対象として騒がれることがあります。

一緒に心理を考察していきましょう!!

 

⭐️パーティは誰のもの?

モンスターに所有権は存在しません。また、実装時にはあらかじめ既存のモンスターとの相性を想定した調整が施されています。相性のいいモンスターを並べるだけでもパーティは完成するため、パーティを作ること自体はとても容易いです。また、ある程度のレベルを超えたあたりから偶然モンスターや特技が被ることがあります。

 

⭐️強いパーティが存在する

パーティを作ることは簡単ですが、GPで連勝したり大会で結果を残したり、はたまたランクエで高スコアを叩き出すいわゆる“テンプレ”を作るのはパーティの弱点を補完したりモンスターの相性を高めるためのセンスや経験がなければなりません。誰でも使える強いパーティを自分のために作り、もしくは所属してるグループ仲間のために構築し、それを皆が使い続けることでパーティは流行します。これが“環境”です。環境は叩き台であり、完成系です。また、考案者が洗練したり、改良者がいて形成され、循環します。

 

⭐️パーティをパクるのは悪いこと?

このゲームをプレイする以上、何かしら目的があってプレイすることになります。“勝つ”ことで楽しむのが対戦ゲームの醍醐味といえます。そのための手っ取り早い手段は、強いパーティを模倣すること。パーティに所有権はありません。真似するのは全く問題ありません。むしろ、真似する人が増えることで環境が固まり、新たなパーティが生まれるため、ゲームが面白くなるために必要なことといえます。

 

⭐️パーティの開発者は偉い?

パーティが作られることでゲームが成立します。個人が偉いというよりは、“強いパーティを開発しようとする人”が存在することが大切です。このゲームのインフラストラクチャーですね。これを使えばゲームが楽しい!積める!勝てる!

また、強いパーティを作る人は大勢います。その人がいなかったら別の人が新しい物を考案するでしょう。誰もが開発者になれます。

 

⭐️開発者にはまだなれない人たちもいる

経験・知識・スキルが一定のラインに達してない場合は、テンプレを使ったり、勝つ以外の方法でゲームを楽しむ方法があります。(好きな系統でそこそこ楽しむなど)

ただ、開発者に見せかけるのは簡単です。パーティを主張すればいいですからね。

 

⭐️マズロー欲求段階説

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純粋な欲求は人間が生きていく上で必要なものということを前提に進めていきます。

人間の欲求は5段階に分かれ、下から順番に満たしていきます。日本人なら下2つは生まれた時点で達成ですね。欲求によって生きる意味を見出し、人間の欲求は3の社会的欲求に移るわけです。

 

⭐️集団の価値とは

社会的欲求の中には“所属感”があります。例えば、偏差値によってそれぞれのレベルの高校や大学に区分されるため勉強をしたり、強豪スポーツチームでレギュラーを獲るためにそれ相応の実力を身につけたりします。集団に所属することで安心感を得たり、集団の中で自分の質を高めたりするのが社会的欲求になります。社会的な安心や満足を得るために我々は頑張っているのですね。

社会と同じように、集団の中には秩序(ルール)があります。それは集団が集団であるために必要なものとなります。集団の秩序を乱す存在は淘汰されるか、もしくは別のレベルのコミュニティに属することになります。それが悪いということではなく、人はコミュニティに所属することを欲求として持つため、全く自然な流れといえます。

 

⭐️SNSによる欲求の変化

本来社会的な欲求を満たすには、努力、コミュニケーション、能力を身につける必要があります。難しいですよね。しかし、SNSの普及によって変化が起きています。集団に所属するハードルが下がっているのです。上記の通り、年齢などを含め、レベルによって分かれていたグループが、SNSによってどの層とも簡単に繋がれてしまいます。本来それはとても刺激になるため良いことではありますが、努力しなくても、コミュニケーション能力がなくても、社会的な安心を得ることができてしまうのです。

 

⭐️承認欲求

社会的欲求を満たすと、次の欲求、“承認欲求”に移行します。人間が生きていく上で非常に重要な欲求で、尊敬されたい。認められたい。と、なりたい自分に向かって己を磨いていくフェイズとなります。DQMSLなら、例えば“GPでプラチナ称号がほしい”とかでしょうか。

 

⭐️承認欲求の氾濫

承認欲求に移る前には、本来社会的欲求の段階で1度停滞するのですが、SNSによって社会的欲求は容易に満たされます。(能力不足で集団から弾かれた者も、SNSによってレベルが違う集団を得ることができる)社会的欲求を満たすために必要な能力がなくとも、承認欲求に移るのです。

さて、承認欲求にはパターンがあります。自己実現のためのレベルの高い欲求。

もう1つが目立ちたいから秩序を乱す(まともなプレイヤーがあえてしない)行動。DQMSLだと煽り行為やPN、遅延などですね。正義マンは必ず存在するので、炎上という形で簡単に注目を浴びれます。

本来社会的な欲求が満たされている人間はこれらのことは行わないと言われています。理由はその集団で居場所がなくなるからです。ここら辺はぺろーんリストスシローくんがいい例ですよね。

 

⭐️DQMSLでの承認欲求の満たし方

どんなプレイヤーでも分かりやすいのが称号でしょう。十傑・頂点・極めし者(GP)はプレイ人口が多く、対戦ゲームの花形です。これらを獲るのはとても大変。まずは強いパーティを組まなきゃいけませんね。しかし、強いパーティは簡単に作れません。そこで強い人のを模倣するわけですね。パクることでポイントを稼げます。強いパーティは、公開、共有することで多くのプレイヤーが恩恵を受けるでしょう。まずはここからスタートですね。何度も言いますが、パーティをパクることは全く悪いことではありません。

 

⭐️パクりパーティ起源を主張することは悪い?

強いパーティを公開することは、このゲームに於いてとてもレベルの高いこと(尊敬できる)ですが、自分で作ったものではない場合、作者の意向を無視した行為となります。ただし、パーティには所有権がないため、起源の証明をすることが困難です。例えば、別のコミュニティから引き出してきたパーティをそのまま流用することが可能ですよね。そこでは誰にも流用に気づかれることはないでしょう。

結論としては主張自体は違法ではありません。しかし、自分の実力以上の行動を起こしているため、継続することは大変です。

 

⭐️承認欲求は自分を高めるために

承認欲求は自己有用感(自分が社会に必要とされていると自分で認識すること)に繋がります。逆に、満たされていない段階では劣等感、焦りを感じますね。誰にでもあることです。社会的欲求の地盤があれば(所属感)、周りと励まし合いながら、高め合いながら、着実に自己実現に向かっていきます。

ここまで読んでくださった皆さまならお分かりでしょう。SNSで簡単に得た社会的欲求は仮初のものの場合が多く、中身が伴わないまま承認欲求を満たそうと試みます。

確かに強いパーティを環流すること自体はコミュニティのために有効ですが、果たして自分の心は満たされているのでしょうか?

 

😈まとめ

パテパク主張者の実態は、「能力以上のことをしようとしているプレイヤー」です。良い悪いではなく、それだけのことです。

満たされている人、能力をつけた人は、尊敬されている過去があるため、パーティを真似した場合作成者のことを大切にします。(誰が作ったのかはっきりさせる)誰かの手柄を自分のものにするのではなく、集団の中で互いに高め合うために、パーティを作ってくれる存在を尊重したいですよね!

 

👼🏻最後に

このブログを書こうとしたきっかけは、楽しくゲームをプレイしているプレイヤーが更に楽しめるような記事を書きたいと思ったからです。今回の考察で、自分のやってきたことは間違いじゃない!と思ってくれたら書いた意味があると思います!😃

ドクムスルには色々な人間がいますが、必ず最後は自分の幸せのためにSNSを有効活用していくべきだとぼくは考えています。